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考える技術・書く技術(バーバラ・ミント)
アマゾンでの購入はこちら>>>考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
著者はマッキンゼーでロジカルシンキング・文章作成術の研修を行ってきたバーバラ・ミント。本書はMBAのトップ校でもテキストとして使われるだけでなく、マッキンゼー、BCG、ベイン・アンド・カンパニーなど代表的な戦略コンサルティングファームでも新入社員のバイブルとして使われています。
「ピラミッド構成」、「演繹と機能」、「MECE」などロジカルシンキングにおける基本概念を徹底的に解説しています。
ドラッカー名言集 現代の経営(P・F・ドラッカー)
アマゾンでの購入はこちら>>>ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
現代の代表的経営学者であるドラッカーがマネジメントについて体系的に整理した書籍。
マネジメントを①事業のマネジメント、②経営管理者のマネジメント、③人と組織のマネジメントに分類した上、それらを包含する「マネジメントの意思決定」について論じたもの。やや一般性が高い内容ですが、「マネジメントとは何か」と意識し始めた意欲あるビジネスパーソンにとっての1冊として相応しいと思います。
無理せずに勝てる交渉術(G・リチャード・シェル)
ウォートンスクールの教授が「交渉スタイル」、「交渉状況と戦略」、「交渉の手段」など「交渉」について体系的に論じた書籍です。既に絶版ですが、社内外の交渉において役に立つ考え方ですので、20代前半で読んでおくと良いと思います。ご自身に肩書が付き、肩書の力に頼って交渉してしまっている意識のある方も、自分の振り返りに読んでみるのも良いと思います。(Amazon等で中古購入可能)
バイアスを排除する経営意思決定(マックス・ベイザーマン)
アマゾンでの購入はこちら>>>バイアスを排除する経営意思決定―ビヘイビヤラル・ディシジョン・セオリー入門
まず経験則について、「経験則の活用は、意思決定に節約される時間の方が意思決定の質の損失に勝っているため頼りがちである」という指摘に本質を突きつけられる。筆者は意思決定を改善するための方向性として、①専門知識の獲得、②脱バイアス化、③線形モデルの活用、④直感的な予測の調整 という4つの戦略を挙げていますが、②としてまとめられている脱バイアス化に向けた補正手段のまとめは非常に参考になります。
第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい(マルコム・グラッドウェル)
アマゾンでの購入はこちら>>>第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
ジャーナリストの筆者が、「適応性無意識」という能の働きを使って、いかに「ひらめき」や「直感」を活用できるかを論じた書籍。1つ前の書籍「バイアスを排除する経営意思決定」と方向性は真逆だが、筆者の「専門家の第1感は役立つことが多いが、一般人の第1感は騙されやすいものでもある」という指摘も意識しておきたい。
実行力不全 -なぜ知識を実行に活かせないのか(ジェフェリー・フェファー、ロバート・I・サットン)
アマゾンでの購入はこちら>>>実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか (Harvard business school press)
どの組織でも見られる「わかっているのに行動に移せない」問題を扱った本。知識と行動のギャップについての成功・失敗例の数々は既視感があるものばかり。マネージャーレベル以上の方に是非おすすめの1冊。