三井物産の特徴

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三菱商事、伊藤忠商事に続いて、総合商社業界3位の財閥系総合商社三井物産を取り上げたいと思います。現在は総合商社業界3番手に甘んじていますが、歴史的には三菱商事と並んで業界トップを争ってきた伝統的総合商社です。比較的自由な社風であることが三井物産の特徴で、個人プレー的な働き方が尊重されているとも言われています。

三井物産の業績・強い領域

三井物産の業績は、2019年3月期で売上7.0兆円、当期純利益4,142億円と、総合商社の中では三菱商事、伊藤忠商事に次ぐ業界3位です。

三井物産は資源の専門商社と揶揄されることもあるなど、資源分野への利益依存度が高い総合商社として知られています。そうした声を意識してか、近年ではアジアの病院ビジネスへ積極参画したり、消費者ビジネスを強化する方針を掲げるなど、資源ビジネス以外の強化も積極的に推進しています。

地域としては、「アジアの三井物産」を掲げており、アジアビジネスの強化を全面的に掲げています。伊藤忠商事が「中国の伊藤忠商事」としてのポジションを確立していることを考えると、三井物産は東南アジア領域での事業に注力していくのではないかというのが個人的な予測です。

三井物産の給与・社内制度

伝統ある財閥系総合商社の三井物産の給与は、他の高年収企業と比べても非常に高いものがあります。三井物産の有価証券報告書によると、三井物産の平均年収は1,430万円と三菱商事や伊藤忠商事と比べると100-200万円下がりますが、それでもなお競争力の非常に高い給与水準となっています。

三井物産ではだいたい4-5年目で1,000万円に到達します。部下ありの管理職あたりから、年収2,000万円を超えてきます。かつ残業も比較的少ないと言われており、業務の内容やプレッシャーに対して非常にコストパフォーマンスが高い企業だと言えます。

三井物産の雰囲気・物事の進め方

三井物産は「人の三井」と呼ばれる通り、総合商社の中でも特徴的な人材を揃えていると言われています。三井物産は中途社員も多く受け入れているだけでなく、海外採用の外国人の登用も積極的と言われており、「商社マンこうあるべし」という雰囲気が最も少ないです。

三菱商事や伊藤忠商事と比べて勤勉な秀才タイプが多いとも言われており、このガツガツさの弱さが近年、業績で三菱商事や伊藤忠商事の後塵を配している理由ではないかと指摘する向きもあります。

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