新卒採用コンサルタントの優秀さ

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新卒採用の戦略コンサルタントは優秀である

戦略コンサルティング会社においては、新卒入社のコンサルタントと中途入社のコンサルタントに歴然としたタイプの差が存在します。基本的に新卒採用のコンサルタントはほぼ例外なく、「超優秀」です。戦略コンサルティング会社に中途入社した人の多くは、この事実に異論ないでしょう。(一部、中途採用でも新卒採用のコンサルタント同様に「超優秀」な方はいます)。

新卒入社のコンサルタントの優秀さをより具体的に理解いただくため、元McKinsey(マッキンゼー)の戦略コンサルタントでお笑い芸人に転身した石井てる美さんの情報を元に説明したいと思います。

石井てる美さんのマッキンゼー入社前までの経歴

白百合女子学園を卒業後、現役で東京大学文科三類(所謂文学部)に入学します。東京大学では、三年時に「進振り」と呼ばれる制度が存在し、1-2年の成績に基づき3年以降に本格的に学ぶ学部を選ぶという制度になっています。石井てる美さんは文学部に進む学生が多い文科三類から、なんと理系の工学部に進みます(一般的に進振り時に文系から理転できる人はかなり優秀)。その後、大学院1年時にはアジア開発銀行においてフィリピンでインターンシップを行い、2008年に新卒でマッキンゼーに入社しました。

当時大学生のインターンシップは今ほど一般的なものではありませんでしたので、石井てる美さんがいかに意識の高い学生であったかということがわかります。石井てる美さんは、自書の中で自身のことを「目指すべきはそのトップ集団という価値観のもとに生きていた」「エリート枠の中でも、トップ集団にいるのを是とし、完璧なキャリアを求めるようになっていた」と振り返っています。おそらく、東大の同期の中でもトップレベルに優秀であったことが想像できます。(それでも、マッキンゼー入社後1年4ヶ月で淘汰されているというのは、いかにマッキンゼーをはじめとした戦略コンサルティング会社で生き抜いていくことが難しいかを示していると思います。)

私の経験からすると

石井てる美さんのような新卒コンサルタントは、私が在籍している/していた戦略コンサルティング会社(2社)においては非常に一般的です。2社とも新卒コンサルタントの半数以上は東大卒でしたし、頭が相当にキレるため、私が不完全なスライドをチームに共有し、新卒1年強のコンサルタントから「このスライド/フレームがダメなところは...」というような容赦のない糾弾をされることさえありました。

戦略コンサルティング会社の新卒入社のコンサルタントは、頭の良さや意識の高さという観点で、前職の総合商社の新入社員とは比較にならないほどレベルが高く、衝撃を受けました。スキル面では、中途入社のコンサルタントはクライアントとの効果的なコミュニケーションに活路を見出していく傾向にあるのに対して、新卒入社のコンサルタントはフレームの切り方の鋭さ、スライドやエクセルの圧倒的なスピードで存在感を示していくという方が目立ちます。

またコンサルタント卒業後のキャリアの踏み方(キャリアの凄さ)にも違いが見られます。新卒入社のコンサルタントがパートナーまで上がっていくという例は少ないのですが、ポストコンサルタントとして起業したり、ファンドやベンチャーキャピタルの転身先を見つけたりして卒業していくケースが多いです。中途入社のコンサルタントは、大手起業の経営企画室など安定した先に移っていくケースも多く、新卒と中途ではポストコンサルタントとしてのキャリアの踏み方も異なる傾向にあります。

新卒採用におけるコンサルティング会社の人気度

ワンキャリアによると、東大・京大の就活生の人気起業ランキングは、以下のようになっています。

1位:野村総研
2位:ボストンコンサルティング
3位:マッキンゼー
4位:アクセンチュア
5位:三菱商事
6位:ベイン・アンド・カンパニー
7位:伊藤忠商事

上位はほとんどコンサルティング会社であることがわかります。そりゃ、優秀な人材が集まるのも当然というところですね。

戦略コンサルタントの学歴、英語力などについては以下の記事でもまとめていますので、ご興味ある方はご確認下さい

>>>戦略コンサルタントの学歴
>>>戦略コンサルタントの英語力

-戦略コンサルタントとしての業務の進み方

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